2.10.2012

2月10日 夏バテ対策とマトケとウガンダ紙幣

現在、乾期真っ只中である。

連日30℃越え当たり前、雲など全く見当たらない快晴。
湿気もないので 洗濯物は2、3時間で乾くが、
それ以上干していると赤土ボコリでほんのり茶色くなる。

ウガンダ人が「暑すぎる~耐えられない~!」と言っている中

アフリカに来るまで限りなくブラキストン線周辺以北でしか暮らしたことのないわたくしが参らないわけがなく。



追い打ちをかけるように、今はジーナッツ(落花生)の季節らしく。
お昼の社食ウガ飯には連日ジーナッツソース登場。
美味しいから好きなんだけど

とりあえず見た目暑苦しい重苦しい。

 ジーナッツに限らずそもそもウガ飯、水分が少ないし味はアクセントないしで喉をとおりにくいことこの上なし。



 そんな私を暑さによる食欲減退(対ウガ飯限定)から救っているお役立ちなヒトたちはこの2つ。

 ①小型水筒(魔法瓶)

去年、日本某局のラジオ番組「地球ラヂオ(仮)」に出演したところ頂いた記念品。
はるばる海を渡って届いたコレを手にしたときは

送り先を本国住所にすべきであったかと少々後悔したが。

水買うのはともかく、最近の石油高騰の影響で

買うともれなくついてくるほぼリサイクルされないであろうペットボトルに払うお金が高くついているのは大変あほらしい。

水筒は家計にも大変ありがたい存在。
毎日、冷たいウーロン茶を入れている。


あともうひとつがこちら

 ②食堂の横に大変都合よく生えているピリピリ(唐辛子)

辛い物、万歳。
何より、その場で採って加えるというのが採集民族的にはテンションがあがる。

この唐辛子、小指の先ほどの大きさしかないのに辛さ強烈。
コレ、おそらく
日本の南国で見かける「島唐辛子」と似たようなもんではないかと。
2つぐらい入れれば十分。

・・・第一、、

ウガンダ人、特に中央出身の人の多くは辛い物が苦手なので大量に投入していると奇異な目でみられる。


とりあえず私にとってはこの2つがあれば、主食がなんであれ流し込めるので何とかなっているのだけれど。


定番マトケ(つぶしバナナ)が今週なぜかメニューに出てこない。
マトケ至上主義者たちにはそれが夏バテにこたえているようだ。

今日は週末=マトケ出ない日連続5日目ともなると、ブーイングもひとしおである。

マトケ崇拝者たちはマトケ食べないと力が出ないらしい。
(ま、朝バナナが必須の私としてはわからなくもない・・・)


今日、ちょっと要りようでウガンダのお札一式の写真を撮った時気付いたこと。

ウガンダで流通している紙幣、コインには、片面に基本的にウガンダにとって特徴的な動物がデザインされている。

でも 何故か



10000ush札だけは動物ではなくマトケが印刷されている!




・・・マトケ恐るべし。ゴリラと同列の扱い。国民の「ソウルフード}

やっぱり
夏バテには慣れ親しんだその土地の食べ物が一番いいものなんだろう。
本来。

初公開:ウガンダのお金。

印刷されている動物は、
1000ush = ウガンダコーブ
2000ush = テラピア
5000ush=ハタオリドリ
10000ush= マトケ(バナナ)
20000ush=バッファロー
50000ush=マウンテンゴリラ

因みにコインは100ush=インパラ、 200ush=テラピア(また?)、500ush=カンムリヅル