いつも予定が急にわかるパターンが多いが、
本件が今週から産休あけて出てきたクレアが
先週末からずっと出張に出っぱなしのデイヴィッドに無茶振りされて急遽行くことになり、
(この予定があることを忘れて出張入れてしまったらしい・・・)
いつにも増して急なことこの上なく。
案の定、急だから車がセダンしか確保できず。
セダンにパイソンとヒョウモンリクガメとパロットたち+人間4人を詰め込んで出動。
さて、今回はいろいろいつもと様子が違う。
まず行き先は首都の「Rainbow International School」
なんたってインターナショナルなので設備がきれい。
幼稚園から高校まで一貫教育。
アフリカンにアラブ系、インド系、欧米系、アジア系(ほぼ中国人かな?)の生徒がけっこうな割合で混じっている。
そして、みるからにお金持ちの子供。
アフリカン女子は幼児でも髪アレンジ(つけ毛)しているし、
ローカルではまず存在しえない「肥満児」もちらほら。
先生も様々な人種がいて、校長は陽気なラテン系な感じの白人。
何にせよ、こんなにもムズングとして全く珍しがられない学校ははじめてだ。
更に、いつものごとく演説系の授業をやるのかと思いきや、
今日は「Science Day*」
だったらしく、
学校に来たというよりもイベントへのブース出展といった赴き。
我々の他にもエコ・エネルギーの推進団体やら、白人の蜂蜜農家おばちゃんやらがブースを出している。
怪しげな自転車こぎ発電マシーンとか、ソーラーパネルなんかも並んでいる。
こんなに外から人を呼べるなんて、さすがお金持ちインターナショナルスクール。
校長自らペットボトルロケットを飛ばしたり、なかなかの力の入れようだ。
さて、この乾季のなかでも一番ではないかと思われる暑さの中、生徒が次々と押し寄せる。
皆とにかく動物見たい。さわりたい。悪戯したい。
暑いわ五月蠅いわで、おしゃべりなパロットたちは黙りこくったままで。
「うん」とか「すん」とか「ハロー」どころか「ぴー」とも言いやしない。
「さわられ」担当のパイソンもリクガメも爬虫類=変温動物。
触るほうはたのしいが
ただでさえが暑い中、36度もある人間たちにぺたぺた触られまくったらしんどかろう。
だから時々動物をケースにもどして休ませる。 で、人間も休む。
今日は英語通じるし、さすがに1年もいるとそれなりに説明もできるので私も喋る。
しかし・・・
相手の英語が正しすぎて(=ウガンダ英語じゃない)聞き取れないこと通じないこと多々。
無駄にがんばってみた分やや落ち込む。
今回印象的だったのは、
お金持ちなだけにペットとして「カメ飼ってる」「オウム飼ってる」という子がそれなりにいたということ。
つまり彼らは、言い換えると「イリーガルトレード」や「ブッシュミート」の消費者側サイドに立っているのだ。
地方に行ってこれらの問題を解いても、現実には生活の不安定もありそう単純に受け入れられるものでもない。
そこに需要が存在する限りお金を得る手段になり続けるから。
だから、不法な需要をなくするためにこ消費者側を教育していくのはとても大切なことだ。
もちろん、日本人もその消費者側の一部だ。
出典はお昼まで。
大体、このイベントにお呼ばれするともれなくついてくるランチをごちそうになる。
本日は生徒と同じ、学校の給食をいただくことに。
さすがインターナショナル。ランチも違う!
マカロニ!それにサラダとフライドポテト。
ローカルスクールみたいにポショ+豆(しかも毎日)ってことはないんだろうな、きっと。
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Science Day:
こっちの学校も、日本の学校に運動会や学芸会があるように、
「Speech Day(=学芸会+弁論大会みたいなの)」
「Parents Day(参観日)」
「Sports Day(運動会or 球技大会)」など、学校行事がある。
Science Dayは文字通り理数科系に焦点を当てた文化祭みたいなイベント。