7.20.2012

7月13日 Rhino Children Camp 3日目

3日目、最終日の朝。

全て終わってあとは帰るだけになっているはずが、
当然のようにプログラムは消化しきれておらず、
まとめの時間と閉会セレモニーがココにはみ出した。

7時から起きてまとめの作業。
遊びに来ているんじゃないんだから、まとめは大事です。
(一部は大人の都合だけど・・・)
がんばれ。

1つは私が提案したもので「宣言カード」作り。
1日目に作ったサイフンペーパーをちょっと加工。
形と数を整えて、ぺたぺたサイのハンコ(消しゴムで堀った)を押す。
・・・大人もハンコを欲しがったので
そのへんの紙切れにもぺたぺた押して渡す。

これに、
「これから動物や環境のために自分がすること」
を書いて、持ち帰ってもらう。

モノがなくなっちゃうんでひとりひとりカードと一緒に記念撮影。
あ、サイがさかさまだよ・・・
たまに自分の今日の「誓い」を見て思い出してね。


そして、Journalを作成=お絵かき。
「今回のキャンプで印象に残ったことや動物」を描いてもらう。



日本でも子供の絵というのは基本的に興味深いけれど、
ウガンダの子供の絵はこんな感じ。

・・・Monkeyがかなり人に進化しつつあるかと

短足で目つきがアレな国鳥様・・・

色遣いがきれいだ

・・・なぜこんなに哀愁漂っているかなOstrich・・・
  
皆、かなり味のある絵を描きます。
特に色彩感覚に「ほお」って思うものが多い。
あと、デフォルトしてむりにかわいくしていないところがいいな、と思う。

でも、
2日間にサイだけでなく、
ヘビなんかにも触ったし、
ライオンにエサもやったし、
ひととおり様々な「ウガンダの野生動物」を見ただろうに

かなりの確率でアフリカ原産ですらない「インドクジャク」を描いているのは何故?
(そりゃ、きれいだし私も好きだけどさクジャク・・・)

何か解せない。腑に落ちないのは気のせいか。


その後、園長ジェームズ君の到着を待って閉会セレモニーを開始。
先生や来賓等の長話の後、ひとりひとりに修了証書と記念品を渡して終了。

何だかいろいろふりまわされましたが、とにかく終わった。
終わったよやれやれ。

***
本当は、ここが北部に教育の拠点を持つか、
北部に拠点のある某かの団体と協力するかして
(ところで・・・UWAは一体何をしているんだ?)
現地でより多くの人に普及啓発ができればいいのだけれど、
それが難しいので一部の地域や人にフォーカスしてプログラムを実施し、そこからの波及効果を狙っている。

レンジャーになりたい、動物学者になりたい、と将来の夢を話す子供たちの中には
「将来はよいポーチャー(=密猟者)になりたい」
と、全く悪びれもなく話す子もいた。
その子の村は密猟者が多いところらしい。


今回来た子供たちが村でリーダーシップをとれる年頃になるのは、まだしばらく先。