ウガンダ随一の観光地JINJAでは、毎年7月下旬に「農業祭」が開催される。
1年に1度の大イベントなので、
ウガンダ全土から
様々な団体が展示&販売用の農産物等をもって集まってくる。
では、展示ブース。
こちらキャベツその他お野菜。
こちらタバコ。
んで、こちらはお米。
と、
基本、畑。
毎年恒例なので、数か月前から仕込んでいるのだろう。
隣接して農機具や肥料の展示なんかもある。
ウガンダにどんな作物があるのか、色々見れて楽しいし和む。
畜産もあります。
豚も展示即売中。
豚は初期コストはかかるものの、軌道にのるとかなりいい商売になる、とのこと。
ムスリムの方への配慮として、「豚肉」になった暁には「Pork Joint」と呼ばれる専門のお店で売られることになる(大体、表通りからちょっと影になったところにあるので探しにくい)。
もちろんウガンダの主食マトケ品種コーナもあります。
ずらりと房で並ぶマトケ。
近くで見ると全部違う品種の名札がついている。
・・・でもぱっと見違いが全くわからない。
試食(食べ比べ)コーナーほしいよなコレ。
果物を使ったジュースやジャム、ドライフルーツ蜂蜜を売りに来ている団体もたくさんある。
大体どこも原料は似たりよったりなのでセールストークが重要。
「サバンナの花から集めた」とプッシュされた蜂蜜をつい購入してしまう(森で獲ってるやつより珍しい)。
あ、試食&物色に夢中で全く写真をとっていなかった・・・。
さて
お祭りなので付随していろんなお店が出る。
ケニアあたりから出稼ぎのクラフト屋さんも出る。
雑貨屋や古着屋など生活用品のお店も出る。
お祭りと言えば遊園地=アトラクション系もある。
(うちの配属先の「移動動物園」もその一環)
ウガンダのお祭りの名物のアトラクションは何と言ってもこちら
「恐怖の空中回転ブランコ」
・・・どーひいき目に見ても、作りが甘い。
フツーの椅子が、鎖でぶら下げられていて、申し訳程度にシートベルトみたいのがついているだけ。
本日はまだ人出がそーでもないので、乗客がスカスカでも回っていて見るからにバランス悪い。
乗客のほうももいい度胸で
空中で回りながら隣の椅子に(振り子の原理で)近づいて行って、手をつないだりはなしたりして遊んでいる。
この遊具、絶対そのうち誰かが空を飛ぶ・・・間違いない。
農作物から服、動物、クラフト、遊具・・・。
ウガンダ人が興味があるものがごちゃごちゃと満載のこのお祭りは、1週間ぐらい続く。