ウガンダ人が毎日食べるスタンダードなごはん。
何件か試してみました。
全体的に
「食べ飽きない程度」の美味しさ
という印象。
日本人にとってのごはんと味噌汁のようなもんか。
基本パターン
主食を数品+ソース(スープ)を1から2品をかける。
ちょっといいレストランだと、野菜サラダや果物がプラス。
↓
とにかく、主食の種類が多い。
多い店だと、5~6品くらいあったりする。
「何があるの?」って聞くと、スープじゃなくて主食のほうを説明される。
以下、主食のバリエーション。
Let’s 炭水化物!
●マトケ
バナナ。
青バナナを蒸してつぶしたものがスタンダード。酸味あり。
単に黄色いバナナを焼いただけのものもある。
●ポショ
トウモロコシの粉をお湯で練りに練ったもの。トウモロコシ粉の「そばがき」みたいな感じ。薄く塩味がついていて食べやすい。
●キャッサバ
芋。ちょっと淡泊な芋。まあ、芋。
●タロイモ
粘りの少ない里芋的な味。やっぱり芋。
●ポテト
ジャガイモ。おなじみの味。
●スイートポテト
さつまいも。日本のよりちょっと甘みが薄いけどあの味。
●チャパティ
もともとインド料理のはず。丸くてうすぺったらいパン。
これ好きだ。
●ライス
長粒米。薄味のピラフみたいな感じに炊いてある。米はウガンダでも最近の若い世代には人気だそうな。
●カロ(ミレット?)
雑穀を練ったもの。もちもちして素朴な味。甘みはないが、色といい質感といい、浅○温泉名物の「久慈良餅」っぽい。
ソース(スープ)の味のバリエーションは基本的に似たような感じ。
今のところ2種類のみ
●トマト+塩味
スタンダードだけど、店によって味が違うのでそれぞれ工夫があるようだ。
こちらには「ロイコ」という調味料があり、
これを入れすぎてごまかしていると全部同じ味がする
のですぐわかる。
●ジーナッツ
ピーナッツのすりおろし。
ちょっと苦みがある葉っぱが混ぜてある「with something green」タイプも美味しい。
↓ ごはんにかかっているやつ。
with something green って何って聞いても、「something green」って説明される。
一体、何だよ?
そして味の決め手の具。タンパク質たち。
●チキン
ウガンダでもっとも高級肉。
外れなし。うまい。鳥エラい。
砂肝とか一緒にくっついていることもありモツ好きとしてはお得感あり。
●ビーフ
ウガンダでもっとも安くスタンダードな肉。
霜降り日本の肉と違い、筋肉質で堅い。
よく煮込んであると肉の線維がほろほろ崩れて気持ちがいい。
味は店によってピンキリ。外れはえらく乳臭い。
●ゴート(羊)
味、においとも独特。
肉とモツがいっしょに煮込まれていることもある。
体調不良の時に体力をつけようと思ってうっかりこれを頼んでしまい、戦意を喪失した。
・・・未だ克服できず。
余談:豚と羊はウガ飯では見かけない。
肉としてスーパーでは売っているけれど。伝統的にはあまり使わないのだろう。
●魚
白身。たぶんナイルパーチ。
揚げたものか、干し魚(燻製)になったものをジーナッツソースとあわせてあることが多い。
干し魚タイプは、おつまみの棒鱈と鰹節をあわせたような出汁が出ていておいしかった。
揚げたタイプはまだ試していない。油を吸いまくって見るからに・・・
●ビーンズ
赤い大豆みたいな豆。無難。肉が不安なときはこれを頼む。
●ピーズ
グリーンピース。
食べやすくてこちらも日本人に人気。
ということで、野菜が・・・ちょっと少ないなあ。
自炊で補わねば。