首都へ行く途中、道路端で果物を大量に売っている一角がある。
いつもマタツの車窓から恨めし~く眺めていたのだけれど、
先日、ちょっと車に便乗させていただいて首都へ向かう機会があり、
ラッキーな流れで立ち寄ることに。
今は特に、
アップルマンゴーが旬でして。
・・・赤いマンゴーが皿盛でもりもり並んでいる様は、
あたかも〇年前の秋の青森駅前のリンゴ市のごとし。
1皿4個入りで5000シル。
つまり
日本円で200円ちょっと。
「・・・今日、4つも食べられんから1個売って」
とおばちゃんに交渉。
「4日間毎日ちょうど完熟が食べられるように選んであげるから4つ買ってもNo Problem!」
ということで、
「完熟」「やや熟」「ちょい熟」「まだ熟」アップルマンゴー4個セット購入。
この熟し具合の見立てが実に絶妙で。
自分で選んだ場合、食べごろを外すことも多いのだが、
このマンゴーセットをおばちゃんの指示した順番で食べたところ、4日間連続アタリ。
プロの見立てはやはり違う。
おばちゃんに頼んでマンゴーの写真を撮らせてもらったところ
「他のも撮ってけ」と言われたので商品撮影。
巨大パイナップル
・・・ふつうの市場だとなかなか売っていない特大サイズ。
自慢するだけある。
パイナップルは今が走り。これからが旬だ。
ウガンダのパイナップルも本当に美味しい。
缶詰パイナップルも顔負けなぐらい甘い。
芯まで甘くて食べられる。
安いので、この時期は丸ごと買って、ごはん代わりにしてしまうという幸せも。
ただ、食べすぎると太る。本当に太る。
隊員間の情報を総合すると、
フライドポテトよりも肉よりも怖いのがパイナップル太り。
それだけ糖度が高いようだ。
西瓜。
(・・・とアボカドとパパイヤ)
野菜じゃないかってうつっこみは置いておこう。
日本と同じような大きいシマシマスイカはこの辺では珍しい。
スイカはあまり食べないけれど(運ぶの重いから)、
こっちでやや気の利いたレストランに入ると大体スイカジュースがある。
干からびるほど暑かった日はこれに限る。
天然ポカリスエット。
しかし、スイカは年中ある気がする。
ウガンダは食べ物に関しては日本のように選択肢が豊富なわけではない。
でも、食べ物に賭ける情熱については自他ともに認めるわたくしが
さしたる不満もなく暮らしている理由のひとつは、本当に旬の果物が美味しいからだろう。
その土地で採れた旬のものが一番おいしくて体にいいのは世界共通だ。
注)
マンゴーやパイナップルなどの未加工の農作物は
トランクにしのばせて日本にお土産に持って帰ったりすることができないので、
注文は受けられません。あしからず。
*日本にはいない虫などを一緒に連れて行ってしまう可能性があるから