先日の脱走イボイノシシのうち、1頭はすぐ捕らえたけれどもう1頭はしばらく逃げおうせ、苦労したらしい。
ナチュラルな感じで動物を展示してはいるものの、原則、飼育しているものは囲いの中。
囲いの外をうろうろしているのは「リアル野生動物」(前述のとおり紛れ込むけど)。
なのだが。
飼育している動物なのにリアル野生のものと同じようにFREE-RANGEで園内を闊歩しているのもいるので、ここはいよいよややこしい。
そのFREE-RANGE飼育代表
カンムリヅル
国旗の中央にもデザインされているウガンダ国鳥。
とてもきれいな鳥だ
飛行機や車との衝突でここに来た彼らは、主に翼に後遺症が残っており、若干の飛翔力はあっても野生下に戻ることはできない。
放していても敷地からは逃げないということで、5、6羽が園内の各展示を好きなように渡り歩いて暮らしている
(でも大体エントランスからすぐのオープンスペースにいる)
人の来る空間で自由にしているからといって人慣れしているわけでもない。
空いている日はこんなところでものんびり休んでいる。
・・・カラフルな遊具で本来カラフルなカンムリヅルが全く目立たない。
彼らなりのカモフラージュか?
動物園というイメージを強く持って訪れる日本人隊員たちにはすべて「ワイルド」に見えるらしい。
たいていここの園内を見て「これでいいのか?」とびっくりされる。
「いいのか?」の意がどこにあるのかによるけど
本人・・・カンムリヅル的には自由でいいのではないかと。
多分。