久々に、ちょっと真面目に鳥を見ようかと双眼鏡を取り出した。
敷地の表門近くから裏門近くの建物に引っ越したため、
通勤にかかる時間が10倍(1分→10分)になり、
そのぶん知らない種類の鳥との出会いも増えている。
というか
増える一方で。
普段はじっくり観察している時間がないけれど、活動の資料にもなるかもしれないので記録をとってみようと思っていた。
双眼鏡、カメラ、図鑑を持って久々のフィールドワーク気分。
家を出てちょっと歩いただけですぐ遭遇した鳥、
ハゲコウ
・・・はちょっと無視してまたすぐ、
Sunbirdの仲間と遭遇。
この仲間はメタリックな光沢をもつ羽をしていて大変きれい。
この手の色彩の鳥は日本ではお目にかかれないので、楽しい。
歩いていて
木の上に大きな鳥がとまったなあと思って見てみると
・・・コンドルのような形のものがいる。
そうか。コンドル(ヒメコンドル)ぐらいいるか。
アフリカだもんなあ。
色や姿形が特徴的なものは、あとで調べやすいのだけれど
この手の外見が控えめな鳥になってくるとなかなか。
「アレに近い仲間」ぐらいの見当はついても
図鑑は当然英語
なので探し出すのにひと苦労。
それに一種を観察している間に次から次へと鳥が出てきて図鑑どころではなくなるので
とりあえずピンボケでもなんでも写真を撮っておく。
そして家に帰ってから写真をもとに調べる。
時間はかかるし種数は稼げないけれど、敷地内に出る鳥をある程度把握するまでは地道にやるしかない。
今日は、写真と記録と記憶を頼りに何とか30種近くは同定できた。
・・・因みにここの敷地の中の野鳥、 常時観察できるものだけでも
300種以上は軽くいるらしい。
見るのは楽しいけれど、記憶するにはなかなかのハードルだ。
ここに来る人はもちろんライオンやらシロサイやら、ここで囲って保護している動物を見に来るのだけれど。
森も草原も水辺もそろっていて、たくさんの種類の鳥とその生息環境が見られるいいフィールドだ。
需要との兼ね合いもあるけれども、活かしきれていないのは勿体ない気がした。
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Fish Eagleが上の枝にとまっている3羽のPide Kingfisherのいざこざ(おそらく♂2が♀1を巡ってのバトル)をじっと観察していた。
鳥が鳥を見てる・・・ほんとの「バードウォッチング」?