日本から時差6時間を経て
こちらウガンダも無事、新年を迎えました。
今年もよろしくお願いします。
ウガンダ人が浮かれまくるクリスマスから元旦までは、
集客施設としては最高の稼ぎ時なので、
当園では昨日1月1日まで
Zoo Festa
と銘打ったイベント期間を設定。
特に盛大に体裁を整えた25日、26日そして昨日元旦は人が溢れかえっていた。
クリスチャンが大半のウガンダ人にとっては
正月よりクリスマスのほうが盛大なイベントで、
イブ、当日、そして26日のBoxing Dayときっちり祝う。
新年を祝うのは1月1日のみ。
大晦日や3ヶ日はなく、完全に平日扱い。
・・・という話だったけれど、
クリスマス3連休で呆けた延長でそのまま1月1日まではHolidayモード
というのが実際のところのようだ。
あとウガンダでは日本のような祝日が日曜に重なった場合の振休制度がないので
勝手に振休にしてしまうケースもあり。
今回のFestaに関しては、わたくし自身に仕事というほど仕事はなく、
かといってイベント開催してる中に完全オフというわけにもいかず、
職員もクリスマス休暇を取るのでいつも以上に他の仕事も進まず
(大体、イベントなのに「あんた担当じゃないの?!」って職員まで休んでいた・・・)
要は
ウガンダ的イベント運営に伴う諸々
になんとなく巻き込まれ振り回され
Festa中はOnともOffともつかない不完全燃焼な日々を送り、
12月31日、
仕事納めなしに年末を迎えることに。
紅白もN饗の第九もない中、なんとな~く一人ぽつんと夜更かしをしていたところ、
午前0時、花火の音で年が明けたことを知る。
3か所ぐらいで同時に花火がぼんぼん上がっていた。
・・・この国でこの手の爆音がすると、
花火よりも先に「爆発?テロ?」を思い浮かべるのでちょっと心臓に悪い。
で、
1月1日。
新年。
・・・っていう感じがしない。
とりあえず最終日だしちょっととはいえ手伝いや作業もあるので、
納まっていない仕事の中途半端な仕事始め。
同僚とどんなに「Happy New Year」と言いあっても、新年を迎えた気にならない。
すっきりしない。
文化の違う国にいるんだから日本の年末年始的な動きをしなくても自分には何の不都合もないと思っていた。
近年は子供の頃ほど年末年始の行事も重視しなくなっていたし。
でも、年末年始の区切りは自分が思っていたより私自身にとって大事なことだったらしい。
時間はひと連なりで始まりも終わりもないし(季節などの周期はあっても)、
仕事が納まっていようといまいと、年が明ければまた続き、明日が来るということにも変わりない。
その時間をどこで区切るかの基準として、宗教や習慣を含めた文化は大きな意味を持っている。
クリスチャンやムスリムがそれぞれに祭日を盛大に祝うように。
西洋歴とは別に、独自の暦に従って1年を祝う国があるように。
1日夜は任地の隊員と食事をしようということになっていたので
昆布巻や伊達巻を作って新年会らしくする。
お正月だ。
そう思えると、やはり気持ちが切り替わる。
昨年1月6日に日本を発ったので、 ウガンダライフも残すところ1年。
・・・
切り替わりましたが、
それはそれとして、
本ブログはのらりくらりと参ります。