はるばるクイーンエリザベスNPから巨大ワニ到着。
長旅仕様でしっかり保定されている
(暴れたりしたらワニも傷つくし第一人間が危ない・・・)
でも
トラックの座席後ろのガラス割れているし。
しっぽははみ出しているし。
体長4.1m、推定体重は750kg 。
眼光にも隙がない。
(うちのワニたちの目はこれに比べると確かに野性の光に乏しい・・・)
クイーンエリザベスNPの中には人が住んでいて、湖では普通に魚とったり子供が泳いだりしている。
だからワニに人が襲われるという事故が起きる。
ヒグマなんかと同じくワニにもしばしばそういったトラブルを起こす暴君=「問題個体」がいるようで、これもその1頭。
そういう個体は「保護」して、人が住んでいない保護区かNPの湖に放す予定とのこと。
あ、ずっとうちで飼うわけじゃないのね。ちょっと安心。
時々うちのZooに出入りしている白人ピーター。
風貌は若干怪しいけれど彼は爬虫類のハンドリングの専門家なので、レンジャーと一緒にワニの保護に行ったり、キーパーのトレーニングやらをやっている。
彼の指揮で車からサークロコダイルの移動作業、開始。
重いので男手、かなりいります。
まずはちょっと荒っぽいけどコレは引っぱっておろすしか手はないだろう。
数人で乗っかって体重をかけ完全に抑え込んだうえで、
保定ロープを減らす。
さらに引っ張ってケージへ収容。
もう1回おさえて、保定を極限まで外し、ケージ外へ退避。
最後はケージ外から遠隔操作でロープとタオルを外して終了。
もう1回おさえて、保定を極限まで外し、ケージ外へ退避。
最後はケージ外から遠隔操作でロープとタオルを外して終了。
・・・なんとか収まる。
全て保定もはずれ、成功。
全て保定もはずれ、成功。
周囲で興奮に湧く人間たちと対照的に、不気味に落ち着きはらっているサー。
怖い。
現地には、実はもう1頭問題個体がいるそうで。
それも今後捕獲予定とのこと。
それも今後捕獲予定とのこと。
・・・
またやるの?この作業・・・。