3.07.2011

3月7日 VS マラリア予防薬

マラリアの多いウガンダ。
JICA事務所は予防薬を飲むことを推奨していて、お薬をもらえる。
副作用等を考え、2種類から自分にあうほうを選べる。

箱のがメフロキン:1週間に1回飲むタイプ
緑のカプセルがドキシサイクリン:毎日飲むタイプ。

これまでマラリアにかかった隊員は、だいたい何らかの理由で薬を飲んでいないケースが多い、とのこと。
かかった人の体験談を聞くと、相当にしんどいようである。
体力も時間も消耗する。
 土産話のタネが増えるぐらいしかマラリアにかかるメリット?はない。
予防できるならするにこしたことはない、のだが。

「特にメフロキンの副作用のが強い」
という前評判は聞いていた。
ただ、その評判ばかりが先行しすぎているという説明も受けた。
一か月くらい飲んでいれば体が慣れて楽になる、という話でもあり、とりあえず飲んでから決めることにした。
要は自分の体質にあうかあわないかだ。


結果、見事に副作用が出た。

過去に薬の副作用で悩まされたこともないので、楽観視していたけど、こいつはダメだった。
飲むと2日くらい心身ともにだめな感じで、デスクワークすらつらい。
眠れなくなり、心身とも休むこともできない。
湿疹も出た。
なんか体が全力で薬をいやがっている。
我慢はできるけれど、楽ではない。


 一か月飲み続けてもイマイチな気がしたので、薬を変えてみたいと相談。
同任地隊員からドキシサイクリンを分けてもらう。
ドキシサイクリンのほうが副作用は少ないという評判で、はじめっからこちらを選ぶ人もいる。

まずは体からメフロを抜くために2週間休薬。
この間、
体調は絶好調。
週末のビールが美味いことなんのって。

ただ、毎日部屋の前は雪のように蚊が降り積もるところなので、リスクとは隣り合わせ。
このまましばらく飲まないでいようかと思った矢先、蚊帳が空いていたのか両足を蚊に刺されまくっている。 
この環境で刺されないなんて絶対無理だ。
やっぱり飲めるなら薬は飲まねば。


そして休薬明けの今朝、ドキシ最初の一錠を服用。




・・・30分後、吐き気に襲われる。


速攻で副作用きました

きわめて気持ち悪し。

結局、夕方まで不調をひきずることに。
明日飲むのを正直ためらっている。
でも、ある程度飲み続けないと、体が慣れるかどうかもわからないしな・・・。

ウガ飯にも毎夜降り積もる蚊にも週末深夜まで続く周囲のホテルからの音楽にも慣れたけど。
はたして、どちらかの予防薬に体が慣れる日は来るのだろうか。