10.18.2011

10月18日 おなかをこわす

先週末は出張後にそのまま首都に滞在。
そこでいいものを食べすぎたのか、日曜の朝、ちょっとおなかをこわしていた。
とりあえず手持ちの薬を飲んで症状をおさえ、首都から家への帰路につく。

途中、だんだん荷物を重く感じるようになり、腰が痛くなってくる。

このときはまだ、
欲張って市場で白菜を買ったせいだと思った。
だって白菜は首都でしか買えないし。

白菜ひとつの荷重がこたえるくらい体が疲れているのかと思いながら何とかマタツに乗車。
マタツ下車後もひいひい言いながら何とか歩いて家にたどり着く。


荷物をおろしてしばらく休んでも、全く体が楽にならない。
白菜のせいにしては、いくらなんでもおかしい。
ここでやっと発熱の可能性に気づく。

あ、

38度越えだ。

今までお腹は何度もこわしているが、大抵ちょっと休めば治る。
ここまで高い発熱を伴うものは初めてだ。
おなかの調子も最高潮に悪く、ちっともベットに横になっていられない。

・・・こういう時、まず最初に疑わねばならないのが「マラリア」。

倦怠感もひどいし、熱のためか体も震えてきた。寒い。
「ウガンダ隊員自己管理のための健康ハンドブック」によると

マラリアの症状と一致する項目もある。

とにかくポカリと毛布を準備して、様子をみる。

本当にここでマラリアならもっと熱があがり、その後ひどい発汗に襲われるはずだった。

幸い、ひと晩寝たら熱は微熱レベルに落ち着いた。
でもおなかの調子はまったくよくならない。当然食欲もない。
マラリアの可能性が薄れてよかったけどよくない、全然よくない。


病院へ行こうかとおもったが、
ここまでおなかの調子がわるいとその病院にたどり着くまでが大変。
大体、たどり着けるレベルになったらそれは快方に向かっているという可能性が高い。
だったら無駄だ。
やはり根気よく寝て水分補給をして様子を見る作戦に徹する。


さて、ベットで横になってうなされながら
「ウガンダ隊員自己管理のための健康ハンドブック」をぱらぱらめくり
私の腹に侵入して悪さをしている菌はいったいなんなのか検討してみる。

こちらでは、ひとくちにお腹をこわしたといっても
「アメーバ赤痢」「コレラ」「腸チフス」
などなど、非常に穏やかでない病名が並ぶので侮れない。

でも、今回の症状と回復のしかたを見る限り単なる「食あたり」のようだ。

・・・

何にあたったのかさっぱりわからない。
(一緒に同じものを食べた人たちはみんな無事)

普段が粗食なのにいきなり首都で贅沢したので体がびっくりしたのだろうか。
出張で疲れていて私のおなかの中のビフィズス菌が仕事をさぼって侵入者と戦わなかったのだろうか。


昨日今日と2日寝て過ごした結果、だいぶ回復した。
熱も下がったし、たぶん明日は普通に仕事できるだろう。

ただ昨日今日とちょっと楽しみにしていた仕事があり、
ここで休んだことで仕切り直しになってしまうのが非常に惜しかった。
惜しいけど、エネルギーのないときに無理に動かしてもしょうがないと割り切ることにする。
またチャンスは来るだろう。