10.04.2011

10月4日 謎のベジタリアンランチ週間

お昼はいつも「社員食堂」。

メニューはもちろんウガ飯オンリー。


1週間のメニューは大体こんな感じで。

メインソース:
月、水、金、土は牛肉、
火曜日は魚
木曜日はチキン
日曜日は、その時あるもの。

サブソース:
マメor野菜orジーナッツのうちどれか1品が日替わりで出る

主食
マトケ(蒸バナナペースト)とポショ(トウモロコシ粉のソバガキ)は毎日ある。
プラス、米or ヤムイモor さつまいものどれか1品があるのが基本パターン。
日曜日はぽきぽきに折られすっかり伸びきったスパゲッティ(←これがウガンダスタイルなんだそうな)が出ることもある。

ということで、比較的メニューのバリエーションがある。
更に、作るコックによって味が相当左右されるのも手伝い、変化にはこと欠かないし。
学校配属の隊員などは、毎日ポショと豆ソースを出されるようで、
人によっては「もうウガ飯見たくもない」というレベルになるらしい。
つまり、自分のランチ事情は相当恵まれているほうだ。


だからある種贅沢な悩みとは承知しているが、


この10日ほどランチがおかしい。

先週いっぱい肉が、魚が、トリが・・・
つまり
「動物性蛋白質」が出なかった。

そりゃ野菜ソースは美味しいし、
たまに肉ソースがイマイチそうな時は断ったりもするが。

何で?
仕入れミスったのか? 
それともメニュー決定に発言権を持つスタッフが厳格なヒンズー教にでも改宗したのか?
とにかく肉が出ない。


ただでさえ、買い物が不便なので日々のタンパク源をランチに依存している私としては厳しい。
心はともかく、
体が物理的に「足りないものは足りない」と全力で訴えている。
ただ今、栄養不足でか口内炎がぽこぽこ発生。
ひとつ引っ込むと次が出たがる。
常に津軽弁で言うところの「いづい*」感じだ。
朝晩ビタミンB錠剤でねじ伏せ続けるものの、
隙あらばいつでも返り咲く体制でスタンバイしているのがわかる。

私(の口内炎)以上に敏感にメニューに反応してるのが
うちのハイソなオフィスレディ達で。
「肉ないなら行かな!食べない!」などのボイコットも発生。
(・・・というか、普段から「米ないなら行かない!」というコメントも発せられているが・・・)
ウガンダ人、ウガ飯に対してはかなりワガママでこだわり強いと思う。
ウガ飯以外の食事にはそれほどこだわりを示さないのに。



さすがに今週は元に戻るだろうと思っていたのに、昨日も肉なし。

このままベジタリアンランチ2週目突入か!

と、おもいきや、本日。

10日ぶりの動物性蛋白質「テラピア」がランチに降臨。

・・・しかしだ。フェイントかもしれない。
明日以降の肉の復活を認めるまでは安心できない。

今の状況なら、これが仮に
道東地方のサンマならあと1か月肉が出ないと言われても我慢できるが、
こんな淡水魚一切れでごまかされるわけにはいかない。

さあ、いつまで続く?ベジタリアンランチ。
長く続くなら栄養対策にニワトリを飼おうと思う。

あ、まず卵用でね。


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*「いづい」=津軽弁。
例文:「ものもらいが「いづい」」
 といった風に使う。
方言は時に標準語では説明しがたい感覚を的確に表現する優れた言語文化だと思う。