4.12.2011

4月12日 第1号

時として、人の縁とは本当に不可思議だと思わされる瞬間がある。

アフリカで決してメジャー国とはいえないウガンダを訪れる知人など(自分を訪ねてくる場合を除き)まずいないだろうと思っていた。

先日、調整員から、
ウガンダの湿原に関するプロジェクトの為の調査団が来ており、エンテベにいくついでに「私」とも話したいようなのでよろしく、
との、ざっくばらんなアナウンスがある。

センターを案内しろとか、そういうことではないようだ。
どこの誰が来るとの情報はない。でも「ご指名」らしい。
知り合い?


まがりなりにも「湿原」で仕事していた手前、「湿原・専門家・面識あり・JICAの仕事でウガンダくんだりまで来てしまいそうな方」と検索した場合にヒットする心当たりがなくもない。

検索キーワードに「素敵なおじさま」を追加すると、候補は一人に絞られる。

そして昨夜。
「おじゃまします」とご当人から直でメールが入る。 

 ・・・ビンゴでした。

かの地で大変お世話になった湿原の専門家。
湿原のコーディネーター。
トレードマークの坊主頭が素敵なナイスシニアS氏。
氏のスタイルに倣って「どうもどうも」と合掌してご挨拶。

調査団は大変忙しいので、昼食を食べながらお話を伺った。
今回は、これから始まる事業のための調査で、2週間の日程でウガンダに滞在されるとのこと。

お土産にS氏からミニカップめんとミニみかんの缶詰まで頂く。
このセンスは流石と言わざるを得ない。

まさか、こんな形でこんなに早くどなたかにお会いすることになるとは思いませんでした。
異国の地で、知った顔を見て励まされた気分。
めぐりあわせに感謝。

合掌。