4.20.2011

あの岩に登れ

ここ数日、東のケニア国境近くの町、ムバレに行っていた。
同期の隊員のおうちに滞在。
彼女はローカルコミュニティで活動しているので、おうちもローカル仕様。

 
これぞウガンダ伝統スタイル家屋「BANDA」。
本来は茅葺ですが、最近はこのようなトタンが増えている。とか。
電気あり。
水は汲んで使う。
トイレと水浴びは別棟。
夜、トイレに行ったら
ほぼ毎日ハリネズミがもじもじしていて楽しかった。
(トイレのお掃除ブラシを仲間だと思っているのか、そのそばにいた。)

さて、この集落の中にちょっとした小高い岩場があったので、登ってみることにする。
ムズング♀×2が岩場を登っていて、子供たちが目をつけないわけがない。
道案内を兼ねて、一緒に登ってくれる。
 
というか、先に登られる。
子供は身軽だ。
気温35度。
太陽に焼かれた岩肌は熱い。
でも子供たちは基本、はだし。
・・・どういう皮膚しとるんだ。

 
登頂した記念に、彼らの写真をとらせてもらう。
中央はムバレ隊員。
彼らはカメラで撮られるのが、めずらしいやらうれしいやらで。
1枚撮るたびに、液晶覗き込んで喜んで。
どんどん調子に乗ってポーズを決めてくれる。


 
・・・気が付いたらムズングとカメラにつられてどんどん子供がふえていた。
これが日本なら、降りたところで親御さんに我々いい大人が叱られそうだ。
(冷静に考えたら、この岩、けっこう危ない)
ここじゃそんな心配は全くない。
彼らは毎日のように登って、この景色をみているんだろう。
 

全部、君らのだよ。