イースターだ。
Good Friday から土日はさんでEaster Monday まで4連休。
私の職場は当然、稼ぎ時である。
後半2日間はイースターイベント!と気合も入っている。
私も「古紙リサイクル」をテーマに、折り紙のブースを出してみた。
というか、
・・・デスクの上に新聞紙カゴやら新聞紙バッグやら転がしておいたのが災い、
もとい幸いし、
「これをやれ」
となり、
カゴやバッグは短時間で教えて作らせるのは難しいので、文化紹介も兼ねて古新聞・古雑誌を使っての折り紙を教えることにした。
一日目はお休みで遊びに来がてら他の協力隊員が手伝ってくれたので、大変助かった。
同じ任地の音楽教師(でも体育も教えるはめになっている)かなちゃんと、4時間ほど離れた任地からはるばる来てくれた自動車整備士のサル氏。
人手はもちろんだけど、ネタとかも色々考えて持ってきてくれた。 子供の扱いにも慣れているし。
ありがとう。
折り紙というのは、慣れていない外国人にとってけっこう複雑な作業のようだ。
それに語学力の都合、こちらも複雑なものは教えられない。
ということで、「Trick Ship(だまし船)」とか「Samurai Hat(かぶと)」とかを中心に教える。
あと、希望者には頑張って「鶴」も教えてみる。
ウガンダには結構インド系の住人もおり
彼らの文化にも似たような遊びがあるらしく、割と器用に折る。
鶴はステップが複雑なだけに、最後羽をひらいてその形ができたときの感動はひとしおのよう。
いい笑顔。
今回、気付いたことのひとつ
「折鶴は日本人以外にはツルに見えない」
確かに、実物の鶴とはまるで形が違う。
形の優美さという点では共通しているとしても、
あれを鶴と言われて我々は育っているから鶴として見えるのであって、
全く文化の違う人々に折り鶴を見せても鶴を連想できない。
(特にこっちのツルは頭に「カンムリ」がついているしね)
同僚には「ペリカン」
と言われた。
鳥にいきついただけまだ救いがある。
「サムライ」とか「ニンジャ」は、みんなよく知っているためか
かぶとは大人気だった。
こっちの新聞は小さいので、被れるのを作るには2枚つなげる必要がある。
ブースをのぞきに来たニコルにかぶせてみる。
・・・けっこうしっくりきています。
彼は「この後ステージでスネークショーをやるからその時被って説明する」
と言ってくれた。
(でもやっぱりその時は被っていなかった。おしい。)