先週金曜に行ったのは近所のプライマリースクール(小学校)。
1年生から7年生までの全校生徒を一度に相手する。
屋外で30分ぐらい、とりあえずトークのみ。
自分たちのセンターの紹介からはじまって、ウガンダの野生動物のお話。
300人はいる生徒相手となると、写真や画を見せるにも限界があるだろう。
確かにトークだけだと低学年の中には飽きちゃう子もいるけれど
うまくやっているなあ、と感心。
けっこう真面目で硬い話もするけれど、子供に質問を投げたりと、よく子供たちをひきつけている。
また子供のほうもよく手をあげる。
聞くことに積極的だ。
日本でのこういうトークだと、小道具とかパワーポイントとか、いろいろ使えるものも方法もある。
確かにビジュアルは人を引き付けるのに非常に有効なんだけれども、それに頼る前にまず原点は話し方なんだよなあ。
あと、日本の子供たちの場合、色々な刺激と情報に慣れすぎて、話だけではなかなか沸点に達しにくい傾向もあるのかも。
などと、色々考える。
ビジュアルに頼らない彼らが唯一頼っているのはこれ。
はい。ワンパターンですがまたヘビ登場。
ヘビ嫌いな人ごめんなさい。いつもいつも。
もう、大興奮の渦。
こればっかりは、子供に事前にいくら騒ぐなって言っても無理だよ。
でも生徒の数が多いので、校庭に移動して輪になってもらい、順番にタッチ。
リレーのようにみんな次々と駆け抜けながらタッチしていった。
でも触れていない子もいただろうなあ。
子供らがタッチしていく間中、頭のほうを持っていた飼育員のアレックスが、ひたすらパイソンをやさしくなでていたのが印象的だった。
急に人に触られてびっくりして暴れないようにっていうのもあるのだろうけれど、超ストレス状態のパイソンのケアする意味もあるのだろう。
今回も主ににカメラマンとして場をうろうろしていたわけですが。
大変素直で娯楽の乏しい子供らがこの珍しい生物「ムズング(しかも東洋人)」を放置するわけはなく
授業中から話に集中せずに観察するものあり、寄ってくるものあり
帰る間際には囲まれてぺたぺたさわられる。
「わたしゃヘビじゃない!」
と言ったら、当然もっと触られまくる。
***
ムズング=ルガンダ語で肌の白い人種(白人、黄色人種)のこと
因みに東洋人はまず中国人と思われる。