先週末から風邪をひき、2~3日安静にしていた。
飼育のお仕事は休業し、オフィスワークに専念して過ごしている。
今日もまだ咳が出ている。
だけど引きこもりのせいで食料が乏しくなってきた。
そろそろ買い出しに行くことにする。
決して町の規模も品ぞろえも悪い町ではないのだが
動物園の敷地内、それもはずれにある私んちから町のスーパーまで
歩いて30分弱の微妙な距離。
自転車の購入許可も取ったのだけれど
坂道なのと買い物中の防犯が課題。
どうしたもんかな~と自転車を買いあぐねている。
体力が落ちているときに買い出しは重労働だが仕方ない。
そろそろ肉が食べたい。
トイレットペーパも補充せねば。
一旦家に仕事の道具を置いて裏門から出ることにする。
ビールとジュースの空き瓶を背負う。
新しく買う時に出すと割引してくれるのだ。
・・・と、裏門の道を
てけてけと
美味しそうなホロホロチョウ(野生)の群れが走り去る
・・・鶏肉を買おう。
神様がそうせよと言っている気がする。
裏門からの道はゴルフ場の中をつっきっており、芝生と松以外何にもない。
道路近くには高校生ぐらいの若者がサッカーをやりながらいつもたむろっている
白人の若そうな女性とみれば声をかけてくる。
めんどくさいから無視。
だって下手したら君らのお母さんとさして変わらん年かもしれんよこの国だと特に。
女の子、声かけてきてくれないかな。女性の知り合いがほしい。
今のとこ、あの牛乳売り(間違って7000シル払った)ぐらいだな、街中の女性の知り合い。
いつものスーパーに到着
ここは怪しげな印度人が経営している。
この店に限らずスーパーマーケットは印度系の経営者のことが多い。
一週間も顔見せないと、ここでは
「You are lost! (最近見なかったけどどうした)」
という話になる
「風邪ひいて寝てて買い物これなかった」
「・・・ところで、どこ住んでんだお前。遠いのか?」
「ZOOの中」
「あ~・・・遠いな」
「そうだね。だから毎回買い出しは旅だよ」
なんて話していてもレジは絶対間違えない。
計算、全部電卓でしてるし。
若干割高な気もするが、端数を時々おまけしてくれる。
市場の肉屋はさらにスーパーから10分歩くのでやめる。
今日は高いけどベーコンやチーズも売っている肉屋へ行く。
カレー味の鶏肉とベーコンを購入。
帰りは表門方向から戻ることにする。
歩くのはいい。
ちょっと違う景色を見るだけで、固まっていた頭と体がほぐれる気がする
若干しんどくても、面倒でも、毎回の買い出しの旅がけっこう好きだ。
今日はちょっと頑張ったし
運動もしたし
スパイシーな鶏肉も手に入れたので
久々にビールを解禁した。
たぶん治りかけの風邪には栄養補給が一番さ(言い訳?)