キーパー曰く、トレーニング中。
「人を怖がって全然お客さんの近くに行かないから慣れさせる必要がある」
とのこと。
確かに遠い。
展示の動物としてはシャイすぎてもちょっと困るという理屈もわかる。
しかも、バックを林にしてわかった。
一見派手なキリン模様はちゃんと保護色になっている。
探しにくいことこの上なし。
いろんな点で観察しにくい。
でも、キーパーワークでキリンの餌やりに行ったら私のキリンに対するイメージは一転。
キリンたちがトラックについてくる。
この日は「1日飼育員体験」の白人親子がのっていたけれど知らない人がいても全然気にしてない。
エサがほしくてたまらない様子。
知らない人がくれたエサでも喜んで食べています。
むしろねだるし。
全然、シャイじゃないじゃないか~!
林の奥まったところにキリンを必要な時に収容するケージがある。
普段は戸が開けっ放しでキリンは自由に出入りできる。
ここにもクレーンでエサをつるしてある。
・・・奥に引っ込んでいて見えない時ってこれ食べてるときじゃないのか?
キリンが近くに来ないのは、シャイだからではないのでは?
お客さん側のエリアには用事がなさそうだもんなあキリン的には。
人から隠れたいときに隠れられるのは、動物にとってはありがたいんだろうけれど。
役得で、ちょっと流し目のキリンをアップで撮影。
キリンは目がとてもかわいい。まつ毛ぱさぱさ。
こんな風に近くで見るのは、普通は夢なんだろうな。
(因みに撮影時のレンズ、35㎜です。超近くで撮っています。)
うちのキリンたちは
マサイキリンとアミメキリンの模様の中間的な模様を持つ「ウガンダキリン」
地味に、ちょっと珍しい種類。