2.10.2011

火のある幸せ

昨日、ようやくガスコンロを稼働。

当初、炭で毎日料理することになると言われており
それはそれで楽しそうだと思っていたのだけれど
諸々の事情によりガスを買うことに。
便利だし、それはそれでいい。

でも

ガスを用意して、ガステーブルを用意して、置き場所の鍵をもらって、チューブを用意して、つないでっていうただそれだけの作業が、英語が苦手なためにずいぶん手間取った。

何しろ右も左もまだわからないので、全てに関して、人に助けてもらうことになるわけで。


職場は社員食堂用の共用キッチンに持ち込んで良いと言ってくれていた。
 (共用キッチン内に火元はない。毎日、外で炭をおこして大量調理)

でも、キッチンは朝から夕方まで社員食堂のために使われているので稼働率も高い。
色々、落ち着かないだろうとも思っていた。

何より、なかなかそのキッチンの鍵をもらえず、待ちが長くなってきたのもあり。

コミュニケーションによる解決努力は非常に大事なことだが、諸々の調整がちょっとストレスになってきたので、とりあえず6畳もない自室にボンベとガステーブル持ち込むことにした。
あとで場所の話が出たらそのときまた調整しよう。

ちなみに2コ口。

・・・狭い。ひとつ口のにしとけばよかった。

でも、自分だけのキッチン。
これで料理ができる。
最初の料理は「早炊きご飯シリーズ マイタケ&高菜セット」
お祝いだ。

日本から荷物に忍ばせていたコッヘルを活用。備えあれば憂いなし!

・・・五徳よりもコッヘルが小さいので乗らない。

憂いありましたが、
フライパンの上にコッヘルを乗せて加熱することで解決。
なんとか炊けた。
おいしい。
それにしてもこの生活で、インスタント麺の余熱調理とか、いろいろな技が身についた。


ガスのある幸せを満喫するべく、明けて今日は、パスタでも作りたと思った。
でも、今まで料理していなかったんでろくな食材がない。
大きい鍋も、まだ買っていなかった(フライパン買ったのに)。

仕事が終わってから買い出しに出かける。
歩いて20分。そこからマタツにのってさらに5分。
市場へ行くのがちょっと一仕事だけど、いい気分転換にもなった。 
ただ、町に出たらついつい屋台の食べ物に惹かれ、購入。。。
今日はあまり調理の必要がなさそうだ。

部屋に戻ると、あれ、電気がつかない。
停電だ

今までなら電気ケトルしかなかったので、ここで万事窮していた。

でも今は、ガスがある。

買ってきたばかりのお鍋でお湯を沸かしてお茶を入れる。
野菜を切ってヨーグルトと混ぜて、チャパティに乗っけて食べよう。
チャパティもフライパンであたためられる。
灯りは、ロウソク。

暖かい食事とやわらかい光に満たされる。
火のある安心感は格別だ。

整えるのに手伝ってくれたみんなに、感謝。